週末、僕は予言者になる

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根岸S・シルクロードS レース回顧

根岸S

ラップ:12.3 - 10.6 - 11.0 - 11.8 - 12.1 - 11.7 - 12.0

 

ブリンカーのサイタスリーレッドが作るハイペースを、最後方から直線にかけたノンコノユメが差し切り、久々の勝利を飾りました。

ノンコノユメは、これまでズブさを見せながらマイル以上で結果を出してきましたが、血統的にはむしろ短距離向きで、ここでの復活も納得です。頭数、展開とハマった感じも強く、フェブラリーSでは外枠など条件が必要になってきますが、ツボにハマった時の強さはまだまだ健在ですね。

2着のサンライズノヴァもスムーズに運べて力は出していますが、展開のアヤというところでしょうか。ノンコノユメより自在性もあり、良馬場の方がいいとも思うので、フェブラリーSでも圏内と見ます。勝った上でのゴールドドリームとの同父対決が見たいところでしたが…。

カフジテイクは今回は完璧に乗られました。太め・苦手の重馬場でしたし、出走が叶えば本番も楽しみです。アキトクレッセントは前に行き過ぎましたが、重賞のハイペースでは体力不足ですね。

 

 ★次走注目 

ブルドッグボス

ハイペースを早め先頭で、よく粘っています。交流重賞でも圏内を続けている充実ぶりを示しました。中央重賞でもハマれば頭まで。

 

シルクロードS

ラップ:12.2 - 10.9 - 10.9 - 11.1 - 11.5 - 11.7

休み明けプラス18kgも関係なし、ファインニードルが内の番手から楽々抜け出しました。

ファインニードルは内枠でロスのない競馬ができればほぼ崩れのない馬で、内伸び馬場で長所が更に生かされた感じです。体も増えてパワーアップも感じますし、中京1200も京都と似たラップ構成になりやすい印象なので、内枠を引ければ高松宮記念もチャンスはあるのではないでしょうか。

2着のセイウンコウセイは行き切る競馬で復活の狼煙をあげました。去年も好走していますし、条件が合っています。高松宮記念では雨や馬場の恩恵がないと厳しいと思いますが、どこまで戻してこれるか。フミノムーンは時計のかかる馬場の1200、早くなりすぎない展開ならハマる可能性をいつも持っている馬。ダイアナヘイローは負けすぎで、この時期が基本的に合っていないのかもしれません。

期待したアットザシーサイドは、決して超ハイペースではないのについていけず。この内容では1200重賞では厳しいですね。

 

 ★次走注目 

ラクレナイ

不利な外を回され続けながらもよく伸びていて、完全復調といっていいと思います。次はもっと人気しそうですが…。やや時計のかかる馬場・小回りがベスト。京都牝馬も悪くないですが、阪急杯のほうが妙味ありか。