週末、僕は予言者になる

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2020 宝塚記念 レース回顧

レースラップ 12.3 - 10.9 - 11.4 - 12.7 - 12.7 - 12.4 - 12.4 - 12.4 - 11.9 - 12.1 - 12.3

 

梅雨らしい不安定な空模様の中、稍重で行われた宝塚記念は、牝馬クロノジェネシスが楽々と抜け出し、6馬身差の完勝でグランプリ制覇となりました。

直前の雨の影響でかなり重たくなった馬場を考えると、前半3ハロン34.6はかなりのハイペース。結果的には中団以降の馬が上位を占めるタフなレースとなりました。勝ったクロノジェネシスは前に入って行かずに外目の中団で折り合いをつけ、3コーナー過ぎから上がって行って最後までただ一頭止まらずの楽勝劇。パワー馬場への適応力の高さを存分に見せつけた結果となりました。速い時計でも頑張れる馬ではありますが、他の馬が相対的に苦にする道悪でこそその強さはさらに輝きを増しますね。このご時世で遠征は難しく、秋も国内となりそうですが、狙いどころはタフな馬場というのは変わるずというところでしょうか。

2着キセキは出遅れたのが結果的に幸い、中団からストレスなく自分の脚を使えた結果が好走につながったといえそうです。もちろん高速馬場でも…とは思いますが、歳を重ねてパワー型にシフトしているかも?とも思わせるレースぶりでした。

サートゥルナーリア・ラッキーライラックは力はある程度見せながらも重に泣いた形で、秋の巻き返しは十分まだあると考えていいでしょう。