2020 クイーンC・共同通信杯・京都記念 レース回顧
レースラップ 12.1 - 11.0 - 11.2 - 11.4 - 12.0 - 11.9 - 12.7 - 11.7
大逃げの２番手につけ、実質レースを支配したミヤマザクラは、キレ味勝負でなく平均的に脚を使うのが持ち味。鞍上は不本意なようでしたが、タイプとしてはこの競馬がベストのように思います。ただレシステンシアがいる中、さらに早い時計となるとスピード負けしそうで、オークスで総合力勝負になった時がチャンスでは。
桜花賞という意味では、キレる脚を使った２着マジックキャッスルは、既にハイペース好走の経験があるだけに、外枠を引ければ楽しみです。
レースラップ 13.2 - 11.9 - 12.5 - 12.9 - 12.7 - 12.1 - 11.2 - 11.4 - 11.7
コーナーでスルスルと押し上げ、そのまま押し切ったダーリントンホール。道悪歓迎の血統で馬場も味方しましたし、鞍上のハンドリングにも助けられた勝利といえそうです。これ以上早い脚を求められると苦しいかと思うので、クラシック路線での好走も馬場次第になってくるでしょう。
フィリオアレグロは競馬を教えながらの走りで、一歩ずつ階段を登っていく必要がありそう。マイラプソディはコーナー外で削がれてしまったのかもですが、持続性に欠ける内容でクラシックに向けては不安の残る結果となりました。
★京都記念
レースラップ 13.0 - 11.4 - 12.4 - 12.3 - 12.0 - 12.6 - 13.1 - 12.7 - 12.4 - 12.2 - 12.3
先団で折り合い直線堂々と抜け出したクロノジェネシス。馬体も増えてさらに充実、距離も克服し今後に向けて視界の開けた一戦となりました。エリ女でのキレ負けからも適性がパワー寄りにシフトしてきた印象もあり、宝塚・有馬といった底力を問われるレースでの走りをぜひ見てみたいところです。
カレンブーケドールは一度下げて外を回す競馬、道悪適性の高さはこちらも十分ですし、自分の形ではないながらも力は見せました。ステイフーリッシュは結果的には待ち過ぎましたが、重はあまり良くない感じもします。
