週末、僕は予言者になる

毎週めげずに競馬予想・反省

2020 ダイヤモンドS・京都牝馬S・小倉大賞典・フェブラリーS レース回顧

ダイヤモンドS

レースラップ 13.2 - 12.0 - 12.1 - 12.6 - 12.7 - 12.5 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 11.7 - 12.1 - 12.3 - 12.2 - 12.5 - 12.4 - 12.7 - 13.0

一度も13秒台を刻まない本格的なスタミナ勝負となったダイヤモンドS。勝ったミライヘノツバサはもちろんこのような流れは初めてで、その流れの中で隠れていたスタミナ能力が引き出されたということでしょう。再現性の低い展開で今後を考えると…とは思いますが、素質馬がこのような形で復活するのは嬉しいものです。

2着メイショウテンゲンは上がり37秒台なら突っ込める近代競馬らしからぬ適性の持ち主、今後も特殊な流れになればというところです。期待したオセアグレイトはこの流れで先行して頑張れていますし、普通の長距離戦なら重賞でも出番は回ってきそうです。

 

京都牝馬S

レースラップ 12.5 - 11.8 - 11.7 - 12.4 - 11.5 - 11.4 - 11.9

京都巧者サウンドキアラは大外枠からでもスムーズに位置を取り、直線も馬場のいい外を伸びての快勝でした。1400は本質的には短いとは思いますが、スローで楽に位置が取れた時点で勝負ありでしたね。今後はヴィクトリアマイルへ向かうことになるのでしょうが、あまりに早い馬場よりは、一雨欲しいかなと思います。秋のマイルCSの方がチャンスはあるかもしれません。

2着プールヴィルは1400なら何でもござれの堅実派、高いレベルでは時計に壁を感じるだけに雨も良かったと思います。馬場・枠とかなりバイアスの大きいレースでしたし、大きく着順を崩した組も今後自分の適性にハマれば普通に巻き返してくるのではないでしょうか。

 

小倉大賞典

レースラップ 12.2 - 11.6 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 12.0

ローカル重賞では堅実なカデナは、道中内から伸びる外へ直線はうまく出し、真一文字に伸びての完勝でした。ローカルG 3では本当に堅実ですし、自分の持ち場ならしっかり走ってきますね。G 1どうこうではないでしょうが…。

2着ドゥオーモは特殊な今の小倉が本当に合う、ということなのでしょう。上位は直線外にうまく出せた差し馬が占める中、3着ジナンボーは4角先頭の堂々の競馬。本来は軽い上がりの早い馬場が合うタイプで、力をつけているところを見せました。ヴェロックスはよほどこの馬場に適性がなかったとしか思えないですね…。

 

フェブラリーS

レースラップ 12.5 - 10.9 - 11.2 - 11.8 - 12.3 - 12.2 - 11.9 - 12.4

根岸Sの勢いそのまま、モズアスコットの完勝で幕を閉じたフェブラリーS。ワイドファラオとアルクトスが競り合いハイペースとなり、持続力に長けるモズアスコットにとってはお誂え向きの流れになりました。府中の軽いダート・早い流れがまさにドンピシャで、今後は海外転戦とのこと、アメリカやドバイのダートに挑戦してみて欲しいです。

2着ケイティブレイブは無理にテンに行かず、自分のリズムで後半の持久力を活かすことができました。前半無理しない形だと地方では取りこぼしが増えてきそうですが、まだ能力は錆び付いていないところを見せましたし、長岡騎手とともにもう一花咲かせて欲しいですね。インティにとってはマイルは本質的にテンが早すぎる、という感じでしょうか。