週末、僕は予言者になる

毎週めげずに競馬予想・反省

2020 青葉賞・天皇賞(春) レース回顧

青葉賞

レースラップ 12.3 - 10.8 - 12.2 - 12.6 - 12.5 - 12.5 - 12.2 - 11.7 - 11.6 - 11.6 - 11.5 - 11.5

ダービーへの2枚の切符をかけた青葉賞は、道中インを立ち回ったオーソリティが抜け出しました。

土曜の府中は特に馬場が速く、青葉賞も後半が58秒台、ラスト2ハロンが最速の競馬でしたが、オーソリティは好位を取ってコーナーも内、直線は外に出しての差し切りでした。コーナーでのロスを最小限にしたところが最後の脚につながりましたし、スローからのロングスパート、という流れも合っていたかと思います。時計は確かに優秀なのですが、鵜呑みにできない今週の馬場と中3週での反動を考えると、まだ皐月組の方が上かな、考えます。

2着ヴァルコスは早めに動く積極的な競馬で、血統面から来る瞬発力への不安を隠すうまい競馬をしたと思います。ダービーではさらに瞬発力が必要とされるでしょうし苦しいと思いますが、友道厩舎らしい長距離型として育っていきそうですね。3着フィリオアレグロ勝馬と似た立ち回りはできていて、今のところは力負け、という感じでしょうか。

 

天皇賞(春)

レースラップ 13.2 - 12.4 - 12.4 - 12.5 - 12.5 - 12.0 - 11.6 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 12.7 - 12.5 - 11.9 - 11.9 - 11.9 - 12.2

伝統の淀3200決戦を制したのは去年の覇者フィエールマン、外からスティッフェリオをねじ伏せる強い競馬でした。

大外枠からスタートしたフィエールマンは道中も枠なりにロスもあり、また行きたいところでミッキースワロー・メイショウテンゲンに早めにまくられ苦しい競馬でしたが、4コーナーからふかしての直線の伸びはさすがでした。今後は中距離での戦いとなってきますが、血統的にもむしろそこが本質ともいえ、問題なく対応できると思います。

2着スティッフェリオは楽な流れに乗り、キセキの動きにも惑わされずに良馬場で自分の脚をしっかり使えましたね。3200が特別良いというより、軽い馬場でのスローからのロングスパートが合っている馬なので、展開が噛み合ったという考え方で良さそうです。馬場が重くなる宝塚はどうでしょうか。3着ミッキースワローも日経賞さながらの持続力を見せましたが、G1を勝ち切るなら元々持っている爆発的な瞬発力を活かせる競馬でないと…という感じがします。