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ダービー卿CT・大阪杯 レース回顧

★ダービー卿CT

ラップ:12.5 - 10.9 - 11.6 - 11.2 - 11.2 - 11.3 - 11.9 - 11.6

 

安田記念に向けて多士済々なメンバーが揃ったダービー卿CTは、昇級戦の中山マイル巧者・ヒーズインラブが中団から抜け出し、重賞初制覇を飾りました。 

ヒーズインラブにとってはまず、一気に高速化した馬場が大きな好走要因だったと思います。中山マイルの高速決着は実績抜群で、マルターズアポジーの作るペースにも問題なく対応していました。ロスのない競馬ができたのも良かったですね。ハイラップの高速決着での勝利ということで安田記念にも繋がってきそうで、内枠を引ければ食い込みもあるかもしれません。 

2着キャンベルジュニアは枠を生かして流れに乗り、しぶとさを発揮できました。切れ味がないので、速い流れを前々で運んでなんぼでしょう。スローではキレ負けしそうです。3着ストーミーシーは大外をノーブレーキで回ってこれました。混戦で展開が向いて複穴、のイメージです。人気のレッドアンシェルは結果的にはペースが向かなかったですね。息が入る展開がベストで、直線の長いコース・内枠が狙い所かと思います。

  

大阪杯

ラップ:12.8 - 11.3 - 12.4 - 12.4 - 12.2 - 11.8 - 11.2 - 11.1 - 11.4 - 11.6

 

G1昇格2年目、豪華メンバーが揃った大阪杯は、騎手の見事なエスコートに応えたスワーヴリチャードが鋭く抜け出し、悲願の初タイトルをつかみました。

スワーヴリチャードは懸念された外枠・右回りをこなすにはこれしかない騎乗でしたが、それに応えた馬自身の能力も非常に高いな、という印象です。高速馬場・スローからの4~5F勝負なら、簡単には負けないでしょう。力のいる馬場は少し割引となるので、安田記念がいいかはともかく、宝塚記念スキップは英断だと思います。秋の天皇賞→JCはこの馬を中心に回っていきそうですね。

2着ペルシアンナイトはある程度ポジションが取れてロスのない競馬ができましたし、皐月賞のような持続力勝負になればやはり強いですね。今後はマイルに戻るのでしょうが、安田記念のラップ自体は向いても府中向きではない印象もあり、取捨は枠次第かなあと思います。3着アルアインは窮屈な競馬でしたが、適正条件でよく走っていると思います。ただいつも何かにやられる、というイメージもついてきてしまって、安田でも宝塚でもどちらでも勝ち切るのは…という感じです。

期待したミッキースワローは思った通りの競馬でしたが、もっと仕掛けが遅くなる展開でないとこのメンバーでは太刀打ちできないですね。まだ成長の余地はあると思いますしハマった時の破壊力は抜群、秋に期待したいです。サトノダイヤモンドは内枠・戸崎でこうなったらやだな、という競馬にがっつりハマってしまい、完全にツキに見放されている感じです。次も取捨が難しいですね…。