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東京新聞杯・きさらぎ賞 レース回顧

東京新聞杯

ラップ:12.4 - 11.4 - 11.6 - 12.2 - 12.4 - 11.1 - 11.0 - 12.0

 

雪の影響が残る重たい良馬場で行われたレースは、リスグラシューが中団から反応良く抜け出し、久々の勝利を飾りました。

勝ったリスグラシューはこれまで長い距離でも反応の悪さが目立ち、マイルでは距離不足と判断して消してしまいましたが、追走から直線の反応まで非常にスムーズでした。お見それしました、という感じです。アルテミスSでも好時計で勝ってますし、左回りでは別馬なんですかね…。今回のように安定した立ち回りが出来ればVMでも当然有力となりますが、時計のかかる良馬場に適性があったとも言えますし、高速馬場になりやすいVMはどうかな、とも思います。

2着サトノアレスは出遅れ以外は完璧な立ち回りで、馬場適性の高さを見せました。できれば前半ゆっくり入りたいタイプで、安田よりはマイルCS、という印象です。高速馬場は一枚割引。

ダイワキャグニーは結果的に外枠が響き、馬場ももっと軽い方がいいですね。グレーターロンドンは脚質転換を試みましたが、溜めた方がいいんでしょう。クルーガーは全体に厳しい流れになってほしいですね。

 

 ★次走注目 

ハクサンルドルフ

直線は大外を回す形でロスが多い競馬も、持ち前のキレを見せました。脚力は重賞でも十分通用し、頭数・馬場を見て狙いたいところです。

 

きさらぎ賞

ラップ:12.8 - 11.9 - 12.1 - 12.5 - 12.0 - 12.1 - 12.2 - 11.5 - 11.7

新馬勝ち直後のサトノフェイバーが絡まれながらも逃げ切り、クラシックへの切符を掴みました。

サトノフェイバーはリズムを崩す馬が多い中、自分を見失わずにしっかり能力を出し切った印象です。相変わらずの内伸び馬場の恩恵はありますが、次々にプレッシャーをかけてくる馬をいなしつつの逃げ切りで、相手関係はともかく強い内容と言えると思います。スローで入ってのロングスパートがベターかな、と思うので、皐月よりもダービー路線の方が向くかなと見ます。

2着のグローリーヴェイズはラップが落ちたところで無理なく押し上げた好プレーが大きかったですが、馬も非常に賢くセンスがあります。ディープ×スウェプトオーバーボードと軽さ溢れる血統ですが、母系はゴリゴリのメジロ血統で、少しパワー寄りの条件が現状ベスト。

カツジは全体にちぐはぐした競馬、太めもあったと思いますがベスト条件だっただけに、残念な結果です。ダノンマジェスティは馬場も合っていなかったですが、まあ見たまんまですね。

 

 ★次走注目 

ラセット

インで我慢する競馬が仇となり踏み遅れましたが、最後までよく伸びています。センス良く崩れも少なそうですし、時計のかかる馬場の適性は相当。軽い阪神だと怪しいかもしれませんが、その走りも含めて注目です。